長野市Y様邸 続編｜錆びたトタン屋根が遮熱塗料アレスクールで蘇る完工レポート

こんにちは☆ペイントホームズ長野北店の滝澤です♫

前回に続き、長野市Y様邸の屋根塗装工事が完了しました！

今回のブログでは、「錆びて古くなった屋根が本当に蘇るのか？」「遮熱塗料の効果はどれほどなのか？」――

そんな疑問に、現場で実際に感じた変化をもとにお話しします。

◆施工前の状態：錆と湿気が屋根を蝕む

【施工前】

長野市の山間部に位置するY様邸では、屋根の上に落ち葉が堆積し、湿気がこもることで錆が進行していました。

雪解け水が屋根の継ぎ目に残りやすく、乾ききらない日が続くと、錆が一気に広がるのがこの地域特有の悩みです。

Y様からは「これ以上悪化する前に、しっかり直したい」とのご相談。

下地の状態を丁寧に確認しながら、再生プランを立てました。

◆施工の流れ

① 高圧洗浄で屋根をリセット

堆積した落ち葉・汚れを除去し、高圧の水で旧塗膜を一掃。

長年の汚れを落とすと金属の地肌が顔を出し、「これから新しい膜をつくるぞ」というスタートラインが見えてきます。

② ケレン作業で錆を根から除去

錆の浮きや弱った塗膜をしっかり研磨。

この作業をどれだけ丁寧に行うかで、仕上がりの持ちがまったく違います。

職人の手の感覚で“まだ残っている微細なザラつき”を感じ取りながら、鉄の素地を整えていきました。

③ 下塗り：アレスクールメタルプライマー

金属屋根専用の防錆プライマーを塗布。

錆の再発を抑えるだけでなく、上塗りがしっかり食いつくための“接着層”を形成します。

この工程を省くと塗膜が長持ちしないため、入念に二度塗りを行いました。

④ 中塗り・上塗り：アレスクール（遮熱仕様）

仕上げには、遮熱効果のある「アレスクール」を採用。

塗り重ねるたびに表面が滑らかに整い、金属屋根のシャープなラインが再び際立ちます。

現場では、日差しを受けると手で触っても温度の違いが感じられるほど、遮熱性能の高さを実感できました。

◆完工後の様子：新築のような光沢へ

【施工後】

完工後の屋根は、かつての錆が信じられないほど均一な仕上がりに。

艶を抑えた落ち着いた光沢が、周囲の自然とよく調和しています。

実際にお引き渡し時にY様が屋根を見上げて、

「明るくなったし、夏の暑さが少しでも軽くなると思うと嬉しいです」と笑顔でお話しくださいました。

◆遮熱塗料「アレスクール」を実際に使って感じたこと

アレスクールは、金属屋根に最適な遮熱塗料で、“日射の熱を弾く”というより“熱を蓄えない”タイプの塗料です。

実際の現場でも、塗装後に手で触れると熱の伝わり方が穏やかになり、真夏でも屋根裏の温度上昇を和らげてくれるのが分かります。

また、下塗りに使用した「アレスクールメタルプライマー」との組み合わせにより、上塗りで反射しきれなかった熱を下層で受け止める二重遮熱構造になっています。

この“W反射”効果が、遮熱性を長期間キープするポイントです。

塗膜自体が非常にしなやかで、金属の伸縮にも追従してくれるため、

凍結や積雪のある地域でも安心して使える塗料だと実感しています。

◆まとめ：屋根の輝きは、家全体の安心につながる

トタン屋根は軽量で扱いやすい反面、錆が進行すると一気に劣化が進む素材です。

特に山間部や湿気の多い地域では、“錆の初期発見と早めの対処”が何より大切。

今回のY様邸のように、下地処理を丁寧に行い、素材に合った塗料を選ぶことで、見た目も性能も新築同様に蘇ります。

私たちペイントホームズ長野北店では、地域の気候を知り尽くした職人が、お客様一人ひとりの住まいに最適なプランをご提案しています。

🏠施工データ

施工地：長野市Y様邸
施工内容：トタン屋根遮熱塗装（高圧洗浄・ケレン・下塗り・中塗り・上塗り）
使用塗料：関西ペイント アレスクール／アレスクールメタルプライマー
効果：防錆・遮熱・美観回復
施工期間：約7日間