こんにちは、ペイントホームズ長野北店の滝澤です。
最近、長野市で屋根塗装のご相談が増えています。
「まだ見た目は大丈夫そうだけど、屋根の塗装は必要なの?」
そんなお声をよくいただきます。
実は、長野市のような雪国特有の気候では、屋根が想像以上のダメージを受けています。
今回は現場で感じる「長野市の屋根が劣化しやすい理由」と「屋根塗装の大切さ」について、
地域密着の職人目線で解説します。
■ 長野市の気候が屋根を早く劣化させる3つの要因
① 積雪と凍結の繰り返し
冬の長野市では、屋根に積もった雪が昼間に溶け、夜には再び凍る――。
この融解と凍結の繰り返しで、屋根の塗膜や素材が膨張と収縮を続け、ひび割れやサビの原因になります。
実際に私たちが施工したお宅でも、屋根のつなぎ目に細かな割れが入り、春の雪解け時に雨水がしみ込むケースがありました。
塗装による防水膜の再形成で、しっかり防げた事例です。
② 寒暖差の大きさ
長野市は年間の気温差が非常に大きく、真夏には35℃を超え、冬は氷点下まで冷え込みます。
この気温差で金属やスレートの屋根材は伸び縮みを繰り返し、塗膜のひび割れや浮きが発生しやすくなります。
③ 紫外線の強さ
標高が高い長野市は、紫外線量が平地より多い地域です。
塗膜が白く粉を吹く「チョーキング現象」や色あせが早く進むのもそのため。
見た目の劣化だけでなく、塗膜の防水機能が低下して雨漏りリスクも上がります。
■ 屋根塗装を行うメリット
① 防水性の回復
屋根全体を塗膜で包み込み、雨・雪・紫外線から家を守る防水バリアを再構築します。
塗装後は表面が水をはじくようになり、屋根材の寿命が大幅に延びます。
② 断熱・遮熱効果
最近では、遮熱・断熱タイプの塗料を選ぶ方も増えています。
夏は屋根からの熱を抑え、冬は室内の暖気を逃がしにくくするため、
エアコン効率もアップし、光熱費削減にもつながります。
③ 美観と資産価値の維持
色あせた屋根が蘇ると、家全体の印象も明るくなります。
定期的な塗装は外観だけでなく、建物の資産価値を守るメンテナンスにもなります。
■長野市で多い屋根の種類と塗装のポイン
①トタン屋根
最も多いタイプ。サビが出やすいため、ケレン(下地磨き)→サビ止め→上塗り2回が基本。
特に雪が滑り落ちる軒先は念入りな処理が必要です。
②スレート屋根
軽量で人気ですが、紫外線に弱いため10年ごとの再塗装がおすすめ。
下塗り(シーラー)をしっかり行うと塗料の密着が格段に上がります。
③瓦屋根
瓦自体は丈夫でも、漆喰部分の補修や専用コートが必要です。
雪国では瓦のズレ防止金具や防滑塗料も有効です。
■なぜ長野市で屋根塗装依頼が増えているのか?
① 築10〜15年の住宅が増加
2000年代初期に建てられた住宅が、今ちょうど塗り替え時期を迎えています。
当店でも「初めての屋根塗装です」というお客様が増えています。
② 雪害・凍害への意識の高まり
数年前の豪雪で、雨漏りやサビトラブルを経験された方が多く、「次の冬までに塗装をしておきたい」というご相談が増加中です。
③ 省エネ志向・断熱意識の高まり
電気代高騰を背景に、遮熱・断熱塗料への関心が急上昇。
屋根塗装を“節電リフォーム”と捉える方も増えています。
■ 塗料選びのポイント(現場目線で)
| 塗料タイプ | 特徴とおすすめ理由 |
|---|---|
| シリコン塗料 | コストと耐久性のバランスが良く、初回塗装に最適。仕上がりのツヤも安定。 |
| フッ素塗料 | 紫外線や雪に強く、12年以上の耐候性。メンテナンス回数を減らせる。 |
| 無機塗料 | 汚れに強く、耐久年数が最長クラス。長期的にメンテを減らしたい方向け。 |
| 遮熱塗料 | 夏の屋根温度を下げ、室温上昇を抑制。雪国でも夏の快適性がUP。 |
実際、長野市では「遮熱+高耐久」を組み合わせた塗料を選ぶ方が多い傾向です。
■屋根塗装を検討するべきタイミング
長野市では、築7〜8年を過ぎた頃に一度点検をおすすめします。
早めに塗装することで、サビやひび割れを未然に防げます。
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屋根の色あせ
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サビや苔の繁殖
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ひび割れや反り
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雨漏りの兆候
まとめ|長野市の屋根塗装は「早めの点検」がカギ
長野市の屋根は、雪・紫外線・寒暖差という過酷な環境にさらされています。
放置すれば、サビや雨漏りが一気に進行してしまうことも。
だからこそ、
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築7〜10年での点検
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遮熱・断熱効果のある塗料選び
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信頼できる職人による下地処理
この3つが長持ち屋根へのカギです。
屋根は住まいの「最前線の守り」。
早めの点検で、長野の厳しい自然から大切な家を守ることができます。
🏠 ペイントホームズ長野北店では
長野市・中野市・須坂市を中心に、
地域気候に合わせた屋根塗装・外壁塗装を行っています。
無料の点検・お見積りも随時受付中です。
「うちの屋根、そろそろ塗り替えかな?」と思ったら、塗装工事をする。しない。は別としてぜひお気軽にご相談ください。














